お金の悩み
定期預金でお金を貯めるおすすめの方法はありますか?
解決方法
自動積立定期預金を利用します。
解決方法の概要
「お金が貯まらない理由」のひとつに「どうしても貯金をする前につかってしまう。」というものがあります。
これは性格的なものなので、「貯金をしたい」という欲求以上に「車が欲しい。」「美味しいものを食べたい。」「ブランド品が欲しい。」というその瞬間の欲求が強ければ、そちらにお金を使ってしまうという方も少なくないのです。というより、ほとんどの方はこのような理由で「貯金が上手くいかなかった」という経験があるのではないでしょうか。
しかし、時間を置いて冷静に考えてみると「そんなに必要だったかな?」「貯金しておけばよかった。」と後悔するケースも多いのです。
このようなお金が貯まらないという悩みを解決してくれる預金方法があります。
自動積立定期預金です。
自動積立定期預金は、文字通り自動的に毎月一定額を普通預金口座から定期預金に回してくれるものです。
普通預金に給与が入金された直後に自動的に定期預金の別口座に一定額を移して定期預金を作ってくるので、積み立て金額を引かれた普通預金の残高の範囲内で生活をしていれば、自動的に貯金が貯まっていくのです。
貯金を継続する意思の弱い方でも、強制的に別の定期預金口座に移してしまえば、貯金ができる可能性が格段に上がるのです。
しかも、自動積立定期預金は「定期預金」なので金利が普通預金よりも高いメリットもあります。
期待される効果
給与入金後に強制的に定期預金の別口座に移されるので意思が弱い方でも貯金を確実に継続できる
毎月の積立額 | ボーナス月 (夏・冬)の倍増 | 1年後 | 2年後 | 3年後 | 5年後 | 10年後 |
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1万円 | 1倍 | 12万円 | 24万円 | 36万円 | 60万円 | 120万円 |
1万円 | 2倍 | 14万円 | 28万円 | 42万円 | 70万円 | 140万円 |
1万円 | 3倍 | 16万円 | 32万円 | 48万円 | 80万円 | 160万円 |
2万円 | 1倍 | 24万円 | 48万円 | 72万円 | 120万円 | 240万円 |
2万円 | 2倍 | 28万円 | 56万円 | 84万円 | 140万円 | 280万円 |
2万円 | 3倍 | 32万円 | 64万円 | 96万円 | 160万円 | 320万円 |
3万円 | 1倍 | 36万円 | 72万円 | 108万円 | 180万円 | 360万円 |
3万円 | 2倍 | 42万円 | 84万円 | 126万円 | 210万円 | 420万円 |
3万円 | 3倍 | 48万円 | 96万円 | 144万円 | 240万円 | 480万円 |
4万円 | 1倍 | 48万円 | 96万円 | 144万円 | 240万円 | 480万円 |
4万円 | 2倍 | 56万円 | 112万円 | 168万円 | 280万円 | 560万円 |
4万円 | 3倍 | 64万円 | 128万円 | 192万円 | 320万円 | 640万円 |
5万円 | 1倍 | 60万円 | 120万円 | 180万円 | 300万円 | 600万円 |
5万円 | 2倍 | 70万円 | 140万円 | 210万円 | 350万円 | 700万円 |
5万円 | 3倍 | 80万円 | 160万円 | 240万円 | 400万円 | 800万円 |
ソニー銀行積み立て定期預金
預金金利 年率0.20%(2015年11月21日時点)
※1,000円以上100万円未満
必要なコスト
0円
解決方法が有効な理由
給与が入金される銀行口座に残高がある場合、その残高を見ながらその月の生活費や娯楽費を調整する方が多いのです。その残高が多いなら多いなりの生活に、少ないなら少ないなりの生活に自動的に調整しているのです。
結果、貯金をしようとしても銀行口座に残高があれば使いすぎてしまい、給料日前になるとあわてて支出を抑える方が多いのです。
しかし、自動積立定期預金であれば、給与振込直後に一定額を別の定期預金口座に移してしまうので、その月は残った普通預金の残高に合わせて生活をするだけで貯金ができることになります。
無理な積み立て額設定にさえしなければ、貯金ができる可能性は高いのです。
注意点・リスク
欲張りすぎて高額な積み立て額にすると破綻する可能性が高まる
強制的に定期預金に移行するので、確実に貯金はしやすい方法なのですが、はじめに張り切りすぎて毎月10万円貯金しようとして積み立て額の設定を10万円にすると「残った普通預金の残高がかなり少なくなってしまい、生活が継続できずに結局定期預金を取り崩してしまう」というリスクが考えられます。
はじめは無理のない範囲の積み立て額に設定し、数か月経過後に「もう少し大丈夫かも知れない」と余裕があれば金額を調整すれば良いのです。ネットバンクの自動積立定期預金であれば、ネットの管理画面から簡単に積み立て額の調整が可能です。