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教育ローンを利用するなら奨学金の方が良い。学費・教育資金の借入は優先順位に注意!

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お金の悩み

教育ローンでお金を借りるおすすめの方法はありますか?

解決方法

優先順位をつけて教育資金(学費)の借入を検討します。

解決方法の概要

子どもの学費や教育費というのは、大学卒業までを考えればかなりの金額になります。

種類幼稚園小学校中学校高校大学総額
公立690,300円1,834,842円1,351,020円1,159,317円5,184,000円10,219,479円
私立1,462,281円8,534,142円3,885,468円2,900,448円7,091,500円23,873,839円

出典:文部科学省「平成24年度子どもの学習費調査」/国民生活金融公庫「平成25年教育費負担の実態調査」

  • 学資保険や積み立てをしていた方
  • 給料が高い方

であれば、問題ないかもしれませんが普通の家庭の場合は

公立でも1000万円というのは大きな家計の負担になってしまいます。

そこで、多くの方が利用しようとするのが教育ローンなのですが・・・ちょっと待ってください。

実は、教育ローンを検討する前に検討すべきものがあるのです。

奨学金

です。

奨学金とは

経済的に余裕がなく、能力が高いが進学できない学生を対象に、低金利で資金を貸し出す制度のことです。

奨学金にはお金の返済がない「給付型の奨学金」と返済の必要がある「貸付型の奨学金」があるのですが、先進国の多くは奨学金と言えば「給付型の奨学金」を意味するのですが、日本の場合、ほとんどが「貸付型の奨学金」になってしまっているのです。

日本の給付型の奨学金」は、「公益財団法人 コカ・コーラ教育・環境財団」「一般財団法人 トヨタ女性技術者育成基金」「公益財団法人 帝人奨学会」・・・など企業主導の財団が用意してくれているのですが、募集枠も少なく、求められる学力が高い狭き門なのです。

一方、「貸付型の奨学金」は「日本学生支援機構」「技能者育成資金制度」「あしなが育英会」などの独立行政法人が奨学金制度を用意しています。

「貸付型の奨学金」の金利は教育ローンよりも低金利

(2016年1月28日時点)

日本学生支援機構「貸付型の奨学金」

  • 第一種(利息の無いタイプ) 金利 0.00%
  • 第二種(利率固定方式) 金利 0.53%
    ※入学時特別増額分 金利 0.73%

国の教育ローン

  • 金利 2.05%(固定金利)

みずほ銀行教育ローン

  • 金利 2.875%(変動金利)

仮に公立の大学想定で300万円の借入を4年間で返済すると仮定した場合

みずほ銀行教育ローン総返済額 3,179,376円

無利子の第一種奨学金と比較して、179,376円も利息が多く発生してしまうのです。

最近は教育ローンの審査に通らずにカードローン(フリーローン)で借りてしまうという無謀な人も少なくないのですが、

みずほ銀行カードローン 金利 14.00%(変動金利)
みずほ銀行教育ローン総返済額 3,934,992円

この場合、無利子の第一種奨学金と比較して、934,992円も利息が多く発生してしまうのです。

学費・教育資金をローンで借りることを検討する場合の優先順位

(2016年1月28日時点)

  1. 給付型の奨学金 : 返済不要
  2. 「貸付型の奨学金」第一種 : 金利 0.00%
  3. 「貸付型の奨学金」第二種 : 金利 0.53%
  4. 国の教育ローン : 金利 2.05%
  5. 民間銀行の教育ローン : 金利 3.00%~4.00%前後
  6. 民間銀行のフリーローン(カードローン) : 金利 15.0%前後

という優先順位をつけて検討すべきなのです。

とくに学費・教育資金のためにカードローン(フリーローン)で借りるというのは本当に最後の手段であり、できるなら利用せずに最悪、家族から借りるなどの方法を取るべきでしょう。

金利というのは複利で増えていくものなので、学生本人が将来的に返済するとしたら、その返済負担を重くしてしまう選択肢は取らない方が良いのです。

できるだけ金利が低い選択肢から順番に検討することをおすすめします。

期待される効果

金利負担が少ない教育資金の確保ができる
学生本人の将来の返済負担を軽減できる

解決方法が有効な理由

金利は少しでも低金利の方が返済利息は少なくなる

金利の違いが1.0%だとしても、借入額・借入期間によっては数十万円の利息の違いになってしまうのです。

  • 金利 2.0% 300万円借入 10年で返済するときの利息 312,360円
  • 金利 3.0% 300万円借入 10年で返済するときの利息 476,160円
  • 金利 15.0% 300万円借入 10年で返済するときの利息 2,808,000円

金利が15%に近づく、カードローンやフリーローンで教育資金を借りてはいけないということがわかると思います。

少しでも、金利は低金利のものを選ぶべきです。そのために前述した優先順位で検討する方法が有効なのです。

注意点・リスク

審査通過率が高いカードローンでも半数は審査に落ちるもの

審査通過率の平均というのは、3割前後です。3人に1人の割合でしかカードローン審査というのは通らないのです。審査通過率がいくら高いと言っても、4割を超えるぐらいなので、2人に1人は通りません。審査通過率の高いカードローンに申込んでも審査が通らない可能性もあることに注意が必要です。

ローンの利息は複利で増えていく

ローンの利息というのは複利で計算されていくものなので、雪だるま式に増えて行ってしまいます。

親が返済するというのであれば、高い金利のローンを利用ても良いのかもしれませんが、学生本人が将来的に返済していくのであれば・・・

子どもの将来のために高度な教育を受けさせる目的だったはずが、そのためのローン返済で将来の選択肢が狭まってしまうという元も子もない結果を生んでしまうかもしれないのです。

解決方法の実施手順

1.給付型の奨学金を探して、応募する
2.貸付型の奨学金(第一種)を探して、応募する
3.貸付型の奨学金(第二種)を探して、応募する
4.国の教育ローンに申込む
5.国の教育ローン審査に落ちたら、民間銀行の教育ローンに申込む
6.民間銀行の教育ローン審査に落ちたら、家族や親せきに借りられないか検討する
7.それも無理なら、本当に教育資金が必要か?再検討する
8.最後はカードローンやフリーローンに申込む

解決方法の参考サイト

日本学生支援機構公式サイト
国の教育ローン(日本政策金融公庫)公式サイト


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